私は子供のころ、車の絵を描くのが好きでした。少し角度をつけると、どうしても立体的に描く必要があり、それがはじめて3次元を意識した時だと思います。

3次元グラフィックスの魅力は、一度データを作成してしまえば、好きな角度から自由に見れるコト、光源や物体の質感のデータを与えれば、現実により忠実な表現ができるコト、などでしょう。

このページでは、3次元グラフィックスの土台となっている数学的な計算に焦点を当てます。高校数学の内積・外積、三角関数なども出てきますが、その多くは足し算や掛け算で構成されています。気構えずに読み進めてください。

サンプルプログラムはJava8で記述しました。ウィンドウや描画処理はJavaFX8を利用しました。

このページを読んで、3次元グラフィックスの計算に興味を持っていただけたら幸いです。